塾講師バイトの面接で聞かれる質問13選|現役講師の実体験から合格率を上げる回答例を徹底解説

「塾講師バイトの面接って、普通のバイトと何が違うの?」
「どんな質問が来るのか事前に知って、ちゃんと準備しておきたい!」
そんな不安を抱えている人は多いでしょう。塾講師の面接では、一般的なアルバイトとは違い、
- 得意科目のレベル
- 教えられる範囲(小・中・高・受験)
- 志望動機
- 生徒指導への考え方
- シフトや講習期間の勤務可否
など 専門性と熱意の両方が問われる のが特徴です。
この記事では、実際に私が複数の塾で4年半にわたり講師として働き、新人講師のサポートや初授業のフォロー、上司へのフィードバック を行ってきた経験をもとに、
- 面接で実際に聞かれる質問と回答例
- 落ちる人に共通するポイント
を解説します。私は面接官そのものではありませんでしたが、新人講師の授業の出来をチェックして上司(=面接官)に伝える役割を担っていたため、採用側が“どこを見ているか・何を重視しているか” を実務的に理解しています。本記事を読み終えることろには、「どんな受け答えをすれば評価が上がるのか」、「採用側はどんな人物を求めているのか」が明確にわかり、 自信を持って面接に臨める状態 になっているはずです。
目次
- 塾講師バイトの面接は何が違う?特徴と求められる人物像
- 塾講師バイトの面接で聞かれる質問13選と回答例
- 面接で落ちる人の特徴5選と回避策
- 当日の服装・マナー・準備すべき持ち物
塾講師バイトの面接は何が違う?特徴と求められる人物像
塾講師バイトの面接は、コンビニや飲食などの一般的なアルバイトとは大きく異なります。なぜなら、塾講師は「教える技術」「コミュニケーション力」「生徒の成績UPへの責任」が求められる“教育職”だからです。面接では履歴書だけで判断されるのではなく、「この人に子どもを任せても大丈夫か?」という視点で細かくチェックされます。
私は実際に4年半塾講師として働き、新人講師の初授業を横でサポートしたり、その出来を上司(=面接官)にフィードバックする役目も担っていました。その経験から、塾側がどんなポイントを重視しているかははっきり見えてきます。ここでは、面接の特徴と求められる人物像をまとめて解説します。
得意科目・教えられるレベルを厳しく見られる
塾講師の面接では、まず 教えられる科目とそのレベルを確認されます。
- 小学生〜高校生のどこまで指導できるか
- 定期テスト対策だけか、受験レベルまで対応できるか
- その根拠(模試・共通テスト・学校成績など)
ここで重要なのは、「根拠を示せるかどうか」です。なぜなら、根拠を示せない講師は授業の質が安定しにくく、教室側としては採用リスクになるからです。
多くの塾では、この根拠を面接時に実施される学力テストで判断します。大学名が有名であっても“テスト免除”になることは基本的になく、あくまで実力での判断が主流です。
ちなみに私の場合は、中学範囲の理系科目(数学・理科)をメイン担当として採用されましたが、その際は入塾時に課された基礎学力テストの過去問で90点台後半を獲得して実力を証明しました。このような“数字で示せる根拠”は、採用後の授業クオリティにも直結します。4年半講師として働き、新人フォローをしてきた経験からも、根拠のない講師ほど授業の安定感が欠け、生徒の習熟度もブレやすいことを何度も実感してきました。
なぜ塾講師なのかを深掘りされる
私は飲食、アパレル、お弁当屋・・・など多くのアルバイトを建研してきましたが、塾講師のアルバイトが最も志望動機を深く突っ込まれました。特に、単に「働きたい理由」ではなく、 “なぜ教える仕事を選ぶのか” という核心部分について、根掘り葉掘り聞かれた記憶があります。具体的には、次のような切り口で深掘りされるケースが多いです。
- 自分は塾に通った経験があるのか
- 教えることは好きか、なぜ好きになったか
- どんどんな先生になりたいかな授業がしたいか(生徒の成績をどう伸ばしたいと思っているか)
このように、教育に対する熱意そのものが強く評価されます。アルバイトに「そこまで聞く?」と感じるほど本質を問われることもありますが、これは裏を返せば、**“熱意があれば未経験でも採用されやすい”**職種であるということ。塾としても、「知識があるだけの人」よりも**“生徒に向き合う理由を持っている人”**を採用したいものと思われます。
コミュニケーション力・説明力が問われる
塾講師は「教える仕事」である以上、学力が高いだけでは務まりません。生徒と関わり、理解度を読み取り、わかりやすく伝える力——つまり コミュニケーション能力と説明力 が必須です。面接でもこの点は明確に重視されます。「学力テストで点が取れる=良い講師」という評価には、必ずしも直結しません。塾によっては疑似授業テストがある場合もありますが、私の場合はありませんでした。その代わり、面接時の受け答えから“伝える力”を見られていると強く感じました。具体的には、次のようなポイントが評価対象になります。
- 質問に対して 筋道立てて答えられるか
- 相手(面接官)の意図をくみ取りながら 会話ができるか
- 説明を噛み砕き、相手に合わせて 伝える工夫をしようとしているか
実際、私の働いていた塾でも、応募者の面接を担当した上司が「受け答えの印象」についてよく話していました。
難関大学向けの予備校やハイレベル進学塾は別として、一般的な個別指導や地域密着の塾では、突出した学力より“伝える工夫ができるか”が圧倒的に重視されるのです。
裏を返せば、学力に強い自信がなくても、「相手に理解してもらうために工夫する姿勢」さえあれば、面接で十分に戦えます。塾が求めているのは、点数が取れるだけの人ではなく、
生徒の目線に合わせて説明しようと努力できる講師 なのです。
生徒にとって安全な大人かどうか”を慎重に判断される
学習塾は保護者から大切な子どもを預かる立場。教師として適切な振る舞いができるかは非常に重要です。
- 清潔感(身なり)
- 言葉遣い
- 約束を守る姿勢(時間厳守など)
- 協調性
これらは、どンな仕事をするにしても重要な要素ではありますが、塾講師としても重視されていたポイントです。
講習期間やシフトの融通も採用に大きく影響する
塾講師の仕事は夕方〜夜が中心で、長期休みに講習があります。面接では必ず以下が確認されます。
- 平日にどれだけ入れるか
- 土日の対応
- 夏期・冬期講習に参加できるか
実際、シフトに入れない講師は戦力化が難しく、採用側はその点をかなり慎重に見ています。
まとめ:塾講師の面接は“教育者としての素質”を見られる選抜試験
塾講師の面接では、
- 教科の実力
- 志望動機
- コミュニケーション力
- 誠実さ
- 稼働時間
これらの要素を総合的に判断されます。裏を返せば、事前に準備しておけば十分に合格できるバイトでもあります。次の章では、実際に面接で聞かれる質問と、合格するための“回答の型”を具体的に解説していきます。
塾講師バイトの面接で聞かれる質問13選と回答例
4年半塾講師として働き、新人講師のフォローも多く担当してきた経験から、実際によく質問される内容と 回答テンプレート を13個にまとめました。面接準備のご参考になるかと思います。
① 自己紹介をしてください
回答例
〇〇大学〇〇学部の□□です。中高で理系科目が得意で、友人に勉強を教える機会が多く、教えることの楽しさを感じてきました。
② なぜ塾講師を志望したのですか?
面接意図
教育への熱意・動機の深さを見るため。
回答例
自分が学生時代に塾の先生に救われた経験があり、今度は教える立場として力になりたいと感じたからです。人に教えるのが好きで、友人にも勉強を教える機会が多く、理解してもらえたときの喜びが大きかったことも志望理由です。
③ 得意科目と指導できる学年を教えてください
面接意図
配置決定に必要な“教えられるレベル”の把握。
回答例
中学・高校の理系科目が得意です。大学入学時に受けた共通テストでは9割の得点を取っています。
④ これまでに誰かに勉強を教えた経験はありますか?
回答例
友人に試験前対策を教えることが多く、わかりやすいと言われてきました。
⑤ 生徒が理解できないときはどうしますか?
面接意図
説明の柔軟さを見る。
回答例
別の角度から説明したり、具体例や図を使うなど、生徒の反応に合わせて方法を変えます。
⑥ 生徒がやる気がない場合の対応は?
回答例
まず理由を聞き、短期的に取り組める小さな目標を一緒に設定します。
⑦ 苦手なタイプの生徒はいますか?
回答例
特にいませんが、どんな生徒にも合う指導方法を模索します。
⑧ 塾講師として大事にしたいことは何ですか?
回答例
生徒の表情や理解度をよく観察し、わかったを積み重ねてもらうことです。
⑨ 逆に塾講師として不安な点はありますか?
回答例
説明方法の引き出しはまだ多くないと感じていますが、授業後の振り返りで改善していくつもりです。
⑩ どんな講師になりたいですか?
回答例
生徒の理解度に寄り添い、苦手を一緒に克服していける講師になりたいです。
⑪ 週にどのくらい働けますか?
回答例
週3日、平日17〜21時を中心に勤務可能です。
⑫ 部活動や授業、テスト期間で忙しい時期はどう対応しますか?
回答例
現在、部活動は行っていませんので、部活による欠勤はありません。授業との兼ね合いについても、塾のシフトが入っている日は研究や課題のスケジュールを調整し、問題なく勤務できるようにしています。ただし、大学のテスト期間に限っては、1週間ほど勉強時間を確保したいため、事前に相談のうえお休みをいただきたいと考えています。
⑬ 長期休暇(年末年始、GW、お盆)、冬期・夏期講習には入れますか?
回答例
長期休暇中の講習については、基本的にシフトに入ることが可能です。ただし、フルでの参加は難しい場合がありますので、勤務可能日を事前に共有し、調整させていただければと思います。
面接で落ちる人の特徴5選と回避策
塾講師の面接では、学力はもちろん「人柄・伝え方・準備力」 も重視されます。この段落では、面接で落ちる人には 共通するNGパターン について記載しています。ここを理解して改善できれば、合格率は一気に跳ね上がります。
結論がなくダラダラ話してしまう
面接官は面接での受け答えを通じて、講師としての説明力を見ています。質問に対して話が長く、要点がぼやけてしまう人は即マイナス評価になるでしょう。
回避策:PREP法で話す
P(結論):私は○○です。
R(理由):なぜなら〜
E(具体例):具体的には〜
P(再結論):だから○○です。
→ 短く、わかりやすい話し方は 「この人は教える力がある」 と伝わる最強の武器。
志望動機が薄い
「家から近いから」「時給が良いから」だけの内容は、面接で有利に働く動機とはいいがたいです。なぜ他業種でなく塾講師という職種なのかは盛り込むことをお勧めします。その中でどの塾を選ぶかについては、自身の生活圏内の都合と照らし合わせて出勤できる融通が利くなどは理由に盛り込む分には問題ありません。
回避策:教育に対する興味を必ず盛り込む
例)自分が学生時代に塾の先生に救われた経験があり、今度は教える立場として力になりたいと感じたからです。人に教えるのが好きで、友人にも勉強を教える機会が多く、理解してもらえたときの喜びが大きかったことも志望理由です。
指導できる範囲を曖昧・成績とリンクしていない
「たぶん中学生くらいまでなら教えられます」、「数学は苦手だけど、努力すれば大丈夫だと思います」といった 曖昧な回答 をしてしまうと、面接官は 責任感や準備力が足りない人 という印象を受けます。塾側は、講師の適性を判断して担当生徒を決めます。能力の過大評価・過小評価はどちらもトラブルのもとになるため、事前に自分の成績や経験と結びつけて明確に示せる人が評価されます。
回避策:成績・経験とセットで明確に伝える
例)得意科目は数学で、高校では数学ⅡBまで安定して80点以上取っていました。個別指導の経験はありませんが、友人に教える機会が多く、特に一次関数や確率分野は説明が得意です。苦手な分野は無理に受け持つのではなく、担当可能範囲を明確にした上で、まずは中学生を中心に担当させていただきたいと考えています。
シフトの相談が多すぎる
塾は特に 夕方〜夜が最重要時間で、ここが出られない=採用メリットが薄いと判断されてしまいます。
回避策:平日夕方の出勤には都合をつけて、時間で提示する
・平日は18〜22時に入れます。
・土曜は午後なら対応可能です。
表情や声に自信がない
面接官は 生徒の前に立つ姿 を想像します。暗い声・視線が合わない・笑顔がない人は好印象を与えにくいでしょう。
回避策:とにかく“明るさと誠実さ”
・相手の目を見る
・はっきりした声でゆっくりしゃべる
当日の服装・マナー・準備すべき持ち物
面接でどれだけ受け答えが完璧でも、第一印象で損をしてしまえば大きなマイナスになります。塾講師は “生徒や保護者から信頼される存在” である必要があり、その入口となるのが 服装・マナー・事前準備 です。
「人は見た目が9割」と言われるように、清潔感のある印象はそれだけで評価を押し上げます。私が新人講師を見てきた経験からも、初日から好印象だった人は例外なく授業でも伸びる と感じていました。逆に、服装が乱れていたり、遅刻寸前で慌てて来るような人は、授業準備も甘くなり、信頼をつかむのに苦労する傾向があります。では、採用される人が必ず押さえているポイントを紹介します。
清潔感のある服装を選ぶこと
難しく考える必要はありません。迷ったら次の基準を守ればOKです。
- 襟付きシャツ or ブラウス
- ジャケット or カーディガン(なくても可、あると好印象)
- 靴はシンプルな革靴 or 白黒系のスニーカー
- 黒・紺・グレーなど落ち着いた色のパンツ or スカート
逆に、避けるべき服装は以下です。
- 派手な色・柄
- シワのある服
- サンダル・クロックス
- 香水の付けすぎ
塾講師は派手さより 信頼感 が求められます。清潔感と誠実さ”が伝わるかを基準に選びましょう。
当日の基本マナー
- 10分前には教室に到着
- 入口で笑顔で挨拶
- 椅子の背に深く座らず、姿勢良く
- 相手の目を見て話す
これだけで、面接官の評価は大きく変わります。私はこれまで多くの新人講師を見てきましたが、明るく丁寧に挨拶できる人は、例外なく採用後も信頼されていました。
準備すべき持ち物
- 履歴書
すぐ提出できるようにクリアファイルに - 筆記用具
学力テストの記入用 - 腕時計
スマホでの時間確認はマナー的にNG - メモ帳
講習、志うとの説明を記録する
まとめ
塾講師の面接は、単なるアルバイト採用ではありません。“子どもの未来を預けられる大人かどうか” を見極める、いわば小さな選抜試験です。
しかし、安心してください。
この記事で触れた 質問対策・服装・マナー・準備物 を押さえておけば、面接官の評価は確実に上がります。私が4年半の講師経験で見てきたなかでも、しっかり準備してきた人はほぼ例外なく合格 していました。今日からすぐに行動できることばかりです。動いた分だけ結果は変わります。面接を確実に突破するために、次のステップとしてこちらの記事もぜひ読んでみてください。あなたの準備をさらに強化できる内容になっています。

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