塾講師バイトで差がつく!授業準備のコツを徹底解説【体験談あり】

アルバイト 塾講師

「塾講師のアルバイトに受かったけど、授業準備ってどうやればいいの?」
「いざ授業を任されたけど、効率的な準備方法が分からなくて不安…」

 

こう感じている人は多いと思います。私自身、大学時代に4年半ほど塾講師をしていましたが、最初の頃は準備不足で授業が空回りし、生徒もポカンとしてしまったことがあります。しかし、準備のやり方を工夫するようになってからは、授業の進行がスムーズになり、生徒の成績も伸び、保護者からの信頼も獲得できました。そこで本記事では、「塾講師の授業準備のコツ」を私の実体験を交えて紹介します。これから塾講師を始める人や、すでに働いているけれど準備に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

目次

  • まずは生徒の実力を把握する
  • 教材の入手と使い方を工夫する
  • 学校のテストスケジュールを押さえる
  • 授業冒頭で「目的・ゴール」を提示する
  • 解説と演習のバランスを意識する
  • まとめ

記事の信頼性

記事を書いている私は、学生時代に塾講師のバイトを4年半経験しました。
個人経営の塾だったこともあり、個別指導・集団指導(15~20人)の経験をさせてもらったり、授業スタイルも完全に任せてもらっていました。
試行錯誤を繰り返したどり着いた。これは有効だ。と思える授業準備を紹介いたします。

1. まずは生徒の実力を把握する 

授業準備の第一歩は、「相手を知ること」です。
全員に共通して使える万能な授業スタイルは存在しません。

  • 計算が速いけれど文章題が苦手
  • 英単語は覚えているけれど文法が弱い
  • 積極的に質問できる子と、受け身で静かな子

同じ学年・同じ学校でも、生徒によって得意不得意や性格は大きく異なります。
私が塾講師を始めた頃、一番効果的だったのは最初の1~2回の授業でテストを受けてもらうことでした。
模試形式のものでもよいですし、過去の定期テストを見せてもらうのも有効です。こうすることで、その生徒がどのレベルにいるのか、どんな単元に弱点があるのかを客観的に把握できます。
また、最初に「弱点診断」をしておくと、生徒や保護者に対しても「この先生はちゃんと準備してくれている」と信頼してもらいやすくなります。

ポイント

  • 初回にテストやヒアリングで学力をチェック
  • 苦手分野を明確化し、授業計画を立てる
  • 一律の授業ではなく「オーダーメイドの授業」を意識

2.教材の入手と使い方を工夫する

次に大切なのが教材の準備です。
塾によっては「使用教材が指定されている場合」があります。
その場合は、必ず答えや解説付きの教材を自分用に入手しましょう。
解説を確認できないと授業でつまずいたときに焦ってしまいます。

一方、自由に教材を選べる場合は、解説→演習の繰り返しになっている教材をお勧めします。
特に数学や英語のような積み上げ型の科目では、1つの教材に集中して進めたほうが理解が深まります。
私の場合は、塾指定の教材があり、講師用に問題と解説をもらっていたので、これに直接授業で話すポイントなどのメモを書き込み、授業中にそのまま活用していました。
例えば

  • 授業用に板書の流れをあらかじめ書いておく
  • 問題の横に「補足で伝える例」を書き込む

こうしておくと授業中に慌てることなく、安心して進行できます。
た本記事の5章でも解説しますが、演習問題が豊富な教材の方が好ましいと思えます。

3.学校のテストスケジュールを抑える

塾講師として一番わかりやすい成果は、学校の定期テストでの点数アップです。
そのためには、担当する生徒の学校ごとのテスト日程を年間単位で把握しておくことが大切です。
なぜかというと、テスト対策は「タイミング」が命だからです。

例えば、テストの1週間前に授業内容を総復習できるように進度を調整しておけば、直前の授業は演習と対策に集中できます。
私の場合は、生徒に「年間のテスト日程表」を提出してもらい(持ち合わせない場合は口頭だけでも情報を入手して)、カレンダーに全て登録していました。
これだけで準備の精度がぐんと上がります。

工夫の例

  • テスト2週間前までに新しい単元を終えると決めて進度を逆算
  • 直前2回の授業は必ずテスト対策に充てる
    →成績優秀グループは1授業でテスト解説サイクルをまわし、苦手なグループは解説を2回に分けて実施

テストで成果を出すことは、生徒のモチベーションアップにつながり、保護者からの信頼も勝ち取る大きな要因になります。

4.授業冒頭で「目的・ゴール」を提示する

授業の入り方も非常に重要です。
ありがちな失敗は、いきなり新単元の解説から入ってしまうことです。
生徒からすると「何を勉強しているのか」「なぜこれをやるのかの目的目標(ゴール)が分からず、集中力が続きません。
私が実践して効果的だったのは、授業の最初に「今日の目的・ゴール」を明示することでした。

例:
「今日は連立方程式を解けるようになるのがゴールだよ。テストでも頻出だから、ここを押さえれば点数がぐっと上がる。授業の最後には自力で解けるようになっているから安心してついてきてね!」

こうやってゴールを示してあげることで、生徒は「今日学ぶ内容」と「学ぶ意義」を理解できます。これはモチベーション維持に直結します。

5.解説と演習のバランスを意識する

新人講師がやりがちなミスが、授業中ずっとしゃべり続けてしまうことです。
私自身も最初は「先生だから解説をしっかりしないと!」と焦ってしゃべり続けてしまったことがあります。
しかし振り返ると、生徒の理解度はあまり上がっていませんでした。
なぜなら、知識は「聞いただけ」では定着しないからです。
実際に手を動かして問題を解き、間違え、その解説を聞いて理解する。
このサイクルを繰り返すことで初めて力がつきます。

授業の理想的な流れは以下の通りです。

  • ①簡単な導入・解説
  • ②演習問題を生徒に解かせる
  • ③ 答え合わせと解説
  • ④追加演習で確認

演習の時間は講師にとっても「生徒の理解度を観察できる時間」になります。
演習中に机間巡視をすれば、その子がどこでつまずいているかが一目で分かります。

まとめ

塾講師の授業準備は「ただ教材を読む」だけでは不十分です。
以下のステップを意識することで、授業の質が大きく向上します。

  • 生徒の実力を把握し、オーダーメイド授業を設計する
  • 教材をしっかり準備し、授業中に迷わないようにする
  • 学校のテスト日程を押さえ、成果を出すタイミングを逃さない
  • 授業の目的・ゴールを明示して生徒を引き込む
  • 解説と演習をバランスよく組み合わせる

私の経験上、この準備を徹底できたときは授業が非常にスムーズで、生徒からの満足度も高くなりました。
逆に準備を怠ったときは授業が空回りし、生徒の理解も浅くなってしまいます。
塾講師を目指す方、現在働いている方は、ぜひ今回紹介した準備のコツを実践してみてください。授業の質が上がり、生徒や保護者からの信頼を勝ち得るはずです。

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